バックロー ド試作記録
2006.3.11
TQWTを作ったら、結構な量の端材が出ました。 段ボールで作ったBHじゃ可愛そうな 気がしたので、この端材で7cm用のBHを造ってみることにします。

端材ですからかなりいい加減です

スロート高さを12mm バッフル幅を85mmに決めて設計開始。
まぁ適当に面積を広げていけば何とか成るだろう!なんて とてもいい加減な方法です。

大きな問題は85mm幅の板を切ること。178mmの板を半分にするのですが・・・
で、切っててみると・・・ やっぱり誤差が大きい(>_<) 急遽ホームセンターに行って木工やすりの調達と思って自転車を走らせたのです が、鉋の方が効率が良さそうなので小型の鉋を買ってきました。

適当に切った後、重ねてクランプ。その後カンナ掛け。何とか必用な幅に切りました。

しかし、BHの要求精度は半端じゃ有りません。幅に関する部分については誤差0で当り前。
加工精度で言うなれば +0 −0.2mm が許容精度です。 これは、今後ホームセンターでのカット依頼にも使えます。

音道が狭いこともあり、コーナー処理が重要!100均で三角棒を買って来てコーナーに配置。
なんとか出来た音道です。



出っ張りが多 く、これからカンナ掛けです
微妙に直角が 出ていません(^^ゞ

強引に側板を取り付け、何とか完成。
音出しになりますが、これがなんとも(^^;;;
音響迷路のような洞窟音が!ボンつきならともかく・・・ 音道の狭すぎが原因かなぁ。
空気室が小さく、ローパスが効いていないようです。開口部からカンカンした音が聞こえてきます。こりゃイケナイってんで、出口にグラスウールを詰め込んで 何とか対応。
これからエージングが進めば多少は良くなるかな?

TWQTと並 べてみました。

開口部の曲面処理も必要かもしれませんね。

ホーンを意識すればスワンになるのでしょうが、背面負荷(背圧)をどうするかってことで考えれば逆ホーンが正解のような気もします。

やはり大口径の無限大バッフルかなぁ
でも、ロクハンに拘って、D-37改に挑戦しますよ。